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黄金聖闘士二次創作とたまにたわごと。ほとんど腐。羊師弟と兄さん's傾向。最近メモ化。お気軽にお声掛け頂けたら嬉しいです。

たわごと:お誕生日おめでとうございまっす!

淡々とがテーマなわけでは無いんだけどどうもこうドラマチックな臨床感って難しいなあ…と痛感する今日このごろです。うーむ。と思ったところで思い出したんですが、よく言うハリウッド映画ってありますよね。どうもこれが苦手になりまして…原因ははっきりと分かってるんですけどタイトルが思い出せません。とある映画を見て苦手になったみたいです。その映画の内容なのですが、中東のテロリストがアメリカ国内に小型核爆弾を持って潜入、たしかニューヨークがどこかでテロを計画するって感じでした。そこに主人公の男と核化学者の美女が解決に当るんですけど、クライマックスで犯人が射殺されるときのやり取り(記憶)

犯人:俺達の国の混乱はみんなお前達先進国、アメリカの差し金じゃねーか!

主人公:それがどうした

そしてどん。はい射殺。えええええええええええええ!!!!!それだけですか?それだけなんですか????しかもラストはナイズボディに水着で高級ホテルのプールで泳ぐ核化学者と主人公のラヴアフェア。意味わかんない。でね、これ公開されてちょっとしたあたりで9.11が起きたんです。大衆映画って多分にプロパガンダが含まれるってのはまあ聞いたことありますが、大抵の人はカルトねえって聞き流すじゃないですか。ありますよプロパガンダ。これで確信しました。もうかなり前の話ですね。

ですが小さい映画館は割りと好きで、今回羊誕の小話を打ちつつ思い出していた映画が「ぼくを葬る」もう公式サイトは無いですね。フランス映画で原題Le Temps qui resteだそうです。これ日本語タイトル考えた人秀逸だと思いました。

あとわずかで死にますって人間が最後に何をするかって話なんですが、淡々としてます。淡々と「だからなんだってんだ」と思ってしまう感じですがよくよく思い出してみると

①病気で死ぬとは言わずに、ヒモみたいに同棲していた恋人と別れる

ちなみにヒモは恋人のほう。主人公は売れっ子カメラマン

②乳飲み子連れてシングルマザーの姉がいる実家で両親とどうにも馴染めないディナー

③父の母親は不倫で家を出てひとり暮らし(確かジャンヌ・モロー)その祖母に会い(確か)彼女だけには打ち明け「したいようにしなさい」とか言われる。唯一の理解者。

④いよいよ別れた恋人が恋しくて会っちゃうけど仕事を見つけたと報告だけ受けて「もう別れたよね僕達」って感じで振られる。あ、ちなみに主人公はゲイです。

⑤死ぬ前に誰かの役に立とうかといろいろ探していて夫側に問題があって子供ができない夫婦を助ける(というか妻が気に入った男と子供を作る事を承認した夫と3人で寝る。で子供が出来る)

⑥最後はまだ家族が皆仲が良かった頃出かけた海の砂浜で眠り思い出に浸りながら死ぬ

って、箇条書きにすると割と凄い内容なんですよね。でもなんか①と④のあたり泣ける…。映像が終始絵みたいで綺麗でした。⑤はちょっと無理がありそうですが…。あとフランス語の流れが美しい。何言ってるかわかりませんが。

ぼくを葬るは主人公が死んでしまいますが、むうさまは生きて、生きながら死んだ振りして生きた自分とそれを許せなかった自分を葬り、愛する人と人達と生きていけばいいなあと思います。いや訂正。シオンさまが責任を持ってむうさまを慰めて癒すべきだと思います!!!