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黄金聖闘士二次創作とたまにたわごと。ほとんど腐。羊師弟と兄さん's傾向。最近メモ化。お気軽にお声掛け頂けたら嬉しいです。

2016年のまとめ

大掃除してて念願の洗濯機置き場の拭き掃除をしていたら足の小指を強打したのでしばらく休憩することにしました。久し振りに痛いです骨は大丈夫。

 

このブログを覗いてくださっている方ならお分かりかと思いますが私の勤める会社はブラックです。って何度も言ってますね。昨日だか某有名広告代理店の社長が引責辞任との事、きっとうちの上層部も本腰入れて業務環境を考えてくれることでしょう。全く追い詰められないとしないんですから人間って弱いものです(偉そう)。まあ他にも色々ありましたが2017年は業務内容や組織も含めとうとう大きく変わりそうです会社。不安がないわけではありませんが頑張ります押忍。

今年はいろいろありましたねー。ちょっと纏めてみます。

①6月のイベントで羊師弟推しの皆様とお会いできた!

 どきどきしつつの一般参加でした!お初顔合わせできてうれしい一日!この日は星矢展にも行って、チベット料理のお店でごはん。人生初のバター茶にすっかり魅了されて今年は結構このお店に通った気がします。ここでアンソロのお話が具体化したんですよね!ここから10月の入稿日までほんとどっきどきでした!参加していくださった皆様、お手に取ってくださった皆様、改めましてありがとうございます!

②大変だった

 仕事ですが今回は何時になく進行が遅れに遅れ、それから企画が倒れに倒れ。出来に満足してるかというとまだまだというか、路線間違えたけど変更できなくてこのまま突っ走った感が否めない感じできたが勉強になりました。主に弱点を知ることができたって点では。来年は挽回したいです。ほんと不完全で終わらせるのはもうやだよね…はぁ…。

③開眼した

 兎虎。いいですね兎虎。タイガー&バニーですよ。これね、初めはちょっとした偏見がありましてね。キャラクタデザインの桂さんって方の作品、意味わからん女子の臀部カットが多くてですね。いやおっぱいも素っ裸もそれなりに流れがあればエロでもグロでも読めるんですが氏の作品って突然尻のコマがでてきませんか?パンツは履いてますけど。あくまで主観なんで怒らないでほしいんですけど…ストーリーがあれば気にならないんですよ。でも突然来られると基本的に尻→うんこって価値観なんでコマみた瞬間臭そうって思ってしまうんですよ…はい私だけだろうなとは思いますが。ほら、バブルの時代のノーパンしゃぶしゃぶってあったでしょう?行ったことはありませんがあれって「うんこ出る部位眺めながらどうしてメシ食えるんだよ」って思ってました今でも思います。

話がそれた気がしますので戻りますが、なんで、突拍子のない臀部のコマに狼狽える属性の私は苦手だったんですよね氏の作品。なのでタイバニもそーっと避けてたんです。それがなぜ。自分でもわかりませんが兎虎、いいですね兎虎。虎兎も好きですがちょっと作品が少なめかな?と思いつつ。今年は良い兎虎・虎兎を拝読させていただきました。ってここまで言いつつ掘り下げてみたいキャラはと問われるとルナせんせいでしかね。あの孤独な彼に注目したいところですが孤独すぎてカップリングが思いつきません。

④回収した

 ゲームです。FF11の未回収ミッションをやっつけてますが今年で終わりませんでしたね…二年越し。ていうかまだ大きいミッション2つ残ってるしこ三年越しとかになりそうです。ご一緒してくれているゲーム界のある意味大御所がどうせならニコ生そようぜって言い出しましてたまにニコ生に出演しております。声のみ。とりあえずこのお正月に世界耳げっちゅしてプロマシア終えたいが、その前にそれ相応の装備とれよってところからかもしれない…くそう○○ない奴はPTくるな!は健在か…。

 

明日は夕方に実家へ飛び立つのですが、時間があたら2017年にしたいこともまとめておきたいところ。休み入って夕方寝る→朝方起きる→二度寝が癖になりそうでこわい。

さて掃除の続きを。

 

合間に年末年始小話も進行中ですが、書き切れるのか不安…今年はアンソロ発行に夢中になっていて、というかオフ初ということでそちらに心が集中していて余裕がなくてpixivにあまり上げられなかったのがちょっと心残り…尻たたきがてら冒頭をフライングしてみます。

 

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 当代の御主である女神がその身を養いし東の島国には「師走」等という言葉があるそうだと、教皇シオンは数時間を持ち続けたペンをやっと手から放しつつ、ふと思った。年の〆に経を唱えるため師すらあちこちを走るほどの忙しい季節、が由来と聞くが、成程よく言ったものである。するり、衣擦れの音も厳かに席を立った。
 教皇シオンが本日最後の書類を書き終えサインを記したのが空が白く明ける時刻。これから一度己の奥の間へ戻り湯を浴び身支度を整えたなら朝の拝礼だ。数日の不眠は聖闘士の身にさして堪える訳でもないし、教皇という座に就いてから250余年の年月に、精進潔斎・不眠不休の祭事等をこなしてきたのだから、この程度はどうということもないのだが。本日は謁見が3件、夕になる前には済ませる事が出来るだろうか。

 さて、ここ聖域は古くから綿々と続くギリシア神信仰の中心地だ。数多いギリシャの神々の中でもオリュンポス十二神のひと柱である女神アテナは、その慈愛と格式に今尚絶大な信仰を集めている。近隣の者は日々の参拝と慎ましやかな捧げ物で帰依を表し、遠くの者は年に一度こうした節目に供物と称して品々を女神アテナへ献上する。その節目は神代であれば春分の時期、現在では年末と言われるこの時期なのである。

「昨日までの参拝の一行は無事帰路についただろうか」
「品々は後に御主女神の拝謁に及ぶ。くれぐれも粗相のないように」

 忙しく立ち働くのは聖域の黄道12宮の宮主達だ。特に三役と呼ばれ教皇シオンの補佐の位置にある双子座・射手座は、早朝より参拝に訪れた者達への配慮や供物の整理、書類の処理にと教皇シオンと共にここ数日を女神の言う所の「師走」らしく過ごしている。更には本日の登庁の番である宮主、忙しさを聞きつけやってきた宮主が略式の法衣を纏い仕事に従事しているから、常より人の多い教皇宮の朝であった。

「……なあカミュ
「なんだミロ」

 いつもの登庁の時刻より早く出仕していた十一番目の宮主は己の名を呼ばれふと顔を上げた。きらきらしい金の髪をして書類を片手に首を傾げているのは、忙しそうな幼馴染を見かねて自ら手伝いに来た八番目の宮主だ。「何?」と先を促され「これ何て書いてあるんだかわかるか?」と問うてくる。お前がギリシャ語を私に聞くのかと思わず幼馴染に笑みがこぼれた。

「いや…これ。ギリシャ語なのだろうか?」

 ぴら、と書類を見せられた。手を伸ばしそれを受け取って暫く。赤い貴石の髪を持つ宮主は秀麗な目をすと細め指し示された一行を見て「……確かにわからん」と言った。サインを見るまでも無い。この筆跡は教皇シオンの物である。
 教皇自らの書類。なんとも珍しい事ではある。冥界やら海界への親書等は外交儀礼に則り教皇シオンが記す事もあるが、聖域内部に回る書類は大抵は三役の起票に教皇シオンのサインが入るのみ、が常なのだ。

 

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