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黄金聖闘士二次創作とたまにたわごと。ほとんど腐。羊師弟と兄さん's傾向。最近メモ化。お気軽にお声掛け頂けたら嬉しいです。

たわごと:夏日

五月なのに!30度とか何なの?夜はまあまだましですけど日中ほんとそと出たくない。日焼けもやだけど何より暑い。と言うわけで何となくまだクエアコン付けたくないなーって思って我慢してたんだけど昨日とかなんか具合悪いんですよ。頭ががんがんするしだるいし。で、ニュースサイト見て29度って知った途端に気付きましたこれ夏ばてちゃいますのん?速攻エアコン除湿にしたら涼しい。ひやああああ(*´Д`*)30分後には改善の方向に向い始めた体調です。無理して具合悪くなっちゃ意味無いぜ…

 

てわけで涼しいので色々文字打ってます。羊師弟のラヴラヴをちょこちょこ。でも幻十くんのが先に出来上がりそう。気分の問題なんですが、黄金を書くときはちょっと古めかしいイメージで書いてます。なんせ261年生きてる人なので心持大袈裟に書きたいなあと。で、幻十くんの時は現在なんですよね。まあスマホは持たせないと思いますが…。なので現在話が書きたいなーって時は幻十君が最適。そんな気分です。

 

恒例のストレス発散。凍らせ屋さんがちらり。でも筆者が不勉強なので本当に少しです…あああ追いつかない。

 

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 新宿はここ数日何時に無く騒がしい。ちらり漏れ聞くところによると区外の集団が多数入り込み、ここ新宿の彼方此方で何かを巡り闘争を繰り広げている様だ。 浪蘭家に仕える男等は「この騒然。我が主の不在がむしろ幸いというもの。この内に片が付けば良い」とすっかり傍観の姿勢であったが、そうもいかぬのは西新宿の煎餅屋である。始まりは二週間前であっただろうか。店を閉め本日の売上の計上も済んだ、やれやれと右手で左の肩をとんとんと叩いていた時であった。耳をつん裂くばかりの音が己の店先からしたのだ。何事?と首を傾げて出てみると店の引き戸が吹き飛び商品が並んだ筈のところが木っ端微塵と化している。「…なにこれ」と春の様な悠長な声は地なだけで実は怒髪天を突くが正しい胸の内ではあった。この惨状の修繕、置いてあった店の年代を物語る調度類、勿論手ずから焼いた商品の数々と販売再開までの売上保証をさて、何処に請求するべきか。「秋せつらはお前か」と問いかけられても答える前に粗方を片付けてしまったのは失敗だったかと、まだ息をしている男に「何のまね?」と遅まきながら問いかけた。

「…賞金?」

 この状況のヒントは二回目の被害の時に得たのだった。壊された店先は工事現場さながらのシートで覆われ、施工会社の見積りを数件眺めているところで今度は自宅の庭からかたり、不審な音がしたのだ。初回の件から己の糸を家の周囲に張り巡らせていた店主は、今回は多少冷静に実行犯を取り押さえ遺憾ながら懇意にしている警官に連絡をする事に成功したのだ。

「…賞金?」

 やはり同じ様な反応を示すのは店主の学生時代から何かと顔を合わせる機会が多かったここ魔界都市では割と名の知れた警官で「凍らせ屋」等と言う異名をもった者だった。彼はもう一度「賞金?」と確かめて「お前さんの首に?」と言った。

 

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