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黄金聖闘士二次創作とたまにたわごと。ほとんど腐。羊師弟と兄さん's傾向。最近メモ化。お気軽にお声掛け頂けたら嬉しいです。

たわごと:妄想だけが進む

楽しい仕事の前にくっそつまんない仕事を片すのが大人なんですよ。ていうか指導が過ぎて人辞めさすのほんとやめてくれないかなお前だお前。(私信)モラハラする人って大抵サイコパスも発病してるんだと思ってます。

さて、妄想だけが進むんですが魔王伝です。ちょっと考えてみました蓮城×廟璃これマジ美味しい。どうして殺しあうって決まっている互いの子を引き合わせたかってところから妄想広がりますね!きっと廟璃の方が両家の因縁やら魔界都市との関係やら調べてるインテリなイメージで、何かしら仔細があってせつらと幻十を合わせようって提案するんですけど蓮城は乗り気じゃないというか、興味がない。それには興味は無いんだけど浪蘭家の当主には興味があるのでお前の希望聞いたら何してくれるんださせてくれるんだと詰め寄って、廟璃はそれまではぐらかして逃げてたけどここで「お好きなように」とか倅と同じ台詞言って欲しい。←血は争えませんね。と言っても公式ではお父さん達ほとんど名前しか出てこなかった気がするんで、ほぼオリジナルじゃねーかオリジナルでやれって話になってしまうような…あ、廟璃の首は出てたかも知れない。

なーんて会議の合間に考えてました仕事?してますよ!してますよ!連休前の繁忙期なんで帰りが遅いし連休ないしで羊誕後半が進まない…流れとオチは決まってるんであとは打つだけなんだけどなああああちょっとシオンさん貴鬼たんの誕生日には間に合わない気がするけど週末には完成させたいです…うう。と言うわけでストレス発散にちょこっとフライング。なんだか春の誕生日なのにどうしてテーマがこう暗いんだろうか。いやいやきっと彼らは生まれ変わるんですよ!きっときっと!

 

***

 さて、今日も貴鬼は己の師と慕う白羊宮の主の言い付けで早朝から聖域をあちこち走り回っている。まだ空には朝の名残が残る頃に一度聖域を出てジャミールへ飛び数時間を素材集めに費やした後、己の思念で聖域の入り口に帰ったところ何だかそこが騒がしい。貴鬼は大きな目で騒ぎの元を見つけてそっと耳を傾けた。

「だからな婆様よ、ここは許可無くば入る事はできんのだ」

「何、ほんのそこまででございますよ」

「分からん婆さんだな規則なのだと言っているだろうが

 どうやら聖域に訪ねる者がある様だ。しかし門番の言う通りそうやすやすとは入る事は出来ないのだ。「帰れ帰れ」とあしらわれた老婆は「やれやれ。歳を取ると」と溜息を吐き門の前にある丁度良い岩に腰掛けている。そうして疲れた体を休めてはまた「入れてくだされ」「ならぬ」を繰り返しているらしい。貴鬼はふと、首を傾げた。このおばあさん、聖域に何の用事があるのかな。貴鬼は空を見て陽の位置を見る。まだ昼にはほんの少し間がありそうだと思う貴鬼は「おばあさん」と声を掛けた。

「おお。ここのお子ですかな」

「うん。おいらここに住んでるの」

「そう。尊き女神の戦士様となられるのね」

 尊き女神の戦士様。そう問われ貴鬼はえへっと鼻の下を掻きながら「まだまだひょっ子ってお師匠さまには言われてるけどゆくゆくは」と笑う。聖域の事に少し詳しそうだけど家族の誰かがここにいて会いに来たのかなと貴鬼は思う。つくづく見れば丁寧に結った髪は白く、肌はすっかり皺が刻まれてはいるがどこか物腰が柔らかく品があるのだ。どうやら目もあまり良くない様だった。「どこから来たの」と問うと「海の向こう側ですよ」と老婆が言った。

「誰かに会いに来たの

「…会いに。…そうね」

 ご聖域の、女神のお子達の宿がおありでしょうそこをずっと行ったところに行きたいの。そう老婆が言うのだ。やど、とは宿舎の事だろう。ではそのずっと先と言えば。

「墓地しかないよ」

 貴鬼ははて、と首を傾げた。別段墓地が怖いと言う訳でも無いがとりたてて行く用事も無いので、通り過ぎても中へ入る事はなかった。墓地なんてどうしてと更に問うたが返事は無い。ただにこにこと貴鬼を見ているだけだった。

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気付くとモブが話しまくりですね…