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黄金聖闘士二次創作とたまにたわごと。ほとんど腐。羊師弟と兄さん's傾向。最近メモ化。お気軽にお声掛け頂けたら嬉しいです。

たわごと:反省しました②

反省ばっかりしているんですけどここしばらくの自分のエントリ見てこれはあかんやつ…って思いました。もう嫉妬しすぎです!でもほんとあの動画でなんだかわかった。LC蟹師弟の人気の理由がわかった。弟子の最後に師の絶叫ってこれはマジやられました彼らは幸せになるべき。ちなみに老双子ってジャンルも素敵ですね。好みとしては上品な身姿のクセに乱暴者とかがいいので兄派でしょうか。というかLCではシオンさんも師匠と軽く年の差200とかいってるんでしょうか?もうハクレイさんは孫弟子をめたくそ可愛がってしまえばいいと思うんですよ。シオンさんが返せといっても返さず抱き上げてたりね!2人でちびむうさまを取り合っててほしいですね全くもう。ああ、そうかなんてことはない、年の差カップル萌えでした。←  …って言いつつLC未読とかおい自分。もうほんとみんな幸せになってしまえばいいんだ。そういえば10代半ばあたりに書いたと思われる落書きのような散文に「死んでも終わりと思わないけど生きていれば幸せとも思わない」ってあったんですけどちょっとこれ書いた10代半ばの自分が若干きもい。

 

ほんと彼らには幸せになってほしいです。特に羊師弟は結婚しちゃえばいいんですよ何をだらだらと長い春してるんですか猊下

という事で猊下に嫉妬していただきたいという八つ当たりの様なだだっと打ち。散文です。

 

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 寝付けずに見る窓の外には白い上弦の月

 私は諦めて、独り寝の寝台を下りてひたり。冷たい石畳を素足のまま中庭に出る。常の宵に友が訪ねて来た時は、此処に座を設け杯を傾けている場所へ今はそのまま腰をおろした。今夜この腕の中にいる筈だった者は、夕暮れの言い合いの後、私に背を向けてそのまま。そうして一度聖域を飛び出して暫く何処かに行っていたものが、先程そっと己の宮に戻った気配に私はふと溜息を吐いた。

 今思えば何がきっかけだっただろうか。何時もならするりと聞き流すべきところをそれが出来ず、小さく諌めたつもりが重ねた言葉が叱責となりこの有様だ。一度意地を張ると互いに引かぬ性分なら師である分、私が抑えれば良いものを。出来なかった理由等、とっくに察しはついている。これは嫉妬なのだ。長く聖域を離れていた者が戻り、不器用ながらも馴染み始めた。自身と同じ年頃の者との関係を気疲れよりも楽しく思う様になった私の愛し子に。仕様が無いという一抹の寂しさと、目新しいものへ気を移すのだろうかという空恐ろしい様な不安。ああ、人より長く生きていても、一度手にした愛しい者を失う怖さに慣れる事等無いのだろうかと、私は月明かりに己の手を翳すのだ。

 軽すぎるこの胸の上が落ち着かぬ。

 この腕に絡んでとろりと馴染むあの金が無くては。

 この腰にするりと巻きつくあの腕が無くては。

 仕様が無い。これも大人気なく愛しい者を傷つけた自業自得と諦めて、朝までこうして切ない胸の内を持て余していようかと、愛しい者の息遣いを思い浮かべて私はそっと目を閉じた。

 

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