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黄金聖闘士二次創作とたまにたわごと。ほとんど腐。羊師弟と兄さん's傾向。最近メモ化。お気軽にお声掛け頂けたら嬉しいです。

たわごとすぎる:教皇になりたいな

本編をちょこちょこと進めつつ、一個前の記事にある教皇になりたいなってフレーズに思いを馳せていました。なんという休日の使い方って思ったそこの貴方!そのとおり!だって平日嫌でも人と打ち合わせとかで話してばっかりなんで休日は静かに過ごしたいって思うんですよ。なんで用事外出は平日とか連休前半に片しました。実はそういう人多いと思うんです。

 

教皇か。NDの教皇も裏切ってますよね。LCは善政。無印はシオン善政サガ悪政なのかな。

シオンさんって教皇になりたかったかと言うと多分別に考えてなかったのだろうなと思うんですよね。それより聖戦で自分は死ぬって思ってた気がする。生きて戻ったのが牡羊座と天秤座という事で片方が聖域再建、もう片方が魔星の封印守となったわけですが、若き日の教皇猊下は強硬派だったのかもなあなんて思ってみます。だって牡羊座だよ!使命感は強いと想うんですが不器用。無骨。無頼。そんなイメージですというかあの美しい身姿で破天荒とかちょー萌えるんですけどねっ!まあこの人たちはテレパシーやら小宇宙に話しかけるやら通信方法には事欠かなそうなんで童虎さんに相談とかしてたかもですね。対極の星座って自分の欠けた部分を理解して相手に敬意を払えば無二の親友になれそうな気がする。

で、サガ様なんですけど教皇になりたかったんでしょうか。原作では黒の方がものすごく白を教唆しているような気がするんですが、私がよく作品を拝見させて頂いていた素敵サイト様方の大方の解釈だと赤子で降臨した女神の無力さに打ちのめされ=信仰が強すぎて理想が高すぎた→世界を救えるのだろうかと強烈に不安になった=聖戦への責任感が強すぎた→皆は何故不安に思わないのだろう=盲信への恐怖 で、自分しかこの状況を理解していない、私が何とかしなきゃならない→神になれるわけないので次に権力をもつ教皇の座を狙う に至ったみたいな感じかと思うんです。権力ダイスキ!我を頂点とする巨大なピラミッドを立てよ!みたいな感じではなさそう。

牡羊座の対極が天秤座なら双子座の対は射手座なんですがなまじ競う思いが邪魔をして相談などし合える関係では無いように見えますよね。愚痴の一つ不安の一つでも口に出来たなら射手座なら何か気が静まる事のひとつやふたつ言ってくれたかもしれませんよね。いや、どっちかというと享楽主義要素のある射手座を嗜めるのが総体的主観が得意な双子座でしょうかね。いやいや、想いのベクトルが双子座に向いている射手座なら全力で双子座を理解しようとしてくれたんじゃないかなあ…。ちなみに各星座のキーワードって言うのがあるそうなのですが、牡羊座は「I am」天秤座は「I weigh」双子座は「I think」射手座は「I see」って感じみたいです。

 

だらだら書いてますが一番訴えたい事と言えば赤文字の部分なんですけどね!シオンさんは聖座の位を女神にお返しした後は一族復興の為にジャミールに拠点を移してその時に勿論愛弟子を掻っ攫って片時も手放さず愛でていればいいと思います。だから貴鬼!はよ育て!というこどもの日にぴったりなオチが付きました

 

本編をちょっぴりフライング。

冥界側は負け組みなのでペナルティがあるってお話。

 

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「…早々にお着替えなさい」

 滅多に血等、流さぬ様にと女神の指が双子座の下にするりと触れると、その白い肌に幾筋も付けられた赤い線が跡形も無いのだ。「後を頼みます」と言い置いて、己の守護でもある双子座の下を背に連れて神殿へ戻る女神の後姿を礼を払い姿が見えなくなる迄見送って、改めて「…なにが、出たか」と教皇シオンが巨蟹宮の主に問うた。

「…廃された世から、何が出たのか」
「……天猛星と見受けましたが」
「…ほお。天猛星か」

 ふと横から湧いた声に教皇シオンが視線を上げると、その先に立つは黄道7の宮。その身に宿る均衡で人の世のあらゆる階層の歪みや脆弱な地点を読み取る役目を終えた天秤宮の主が「積尸気の番人の此度の働き、労おうぞ」と笑む。教皇シオンもデスマスクにそれ以上を聞かず、ただ大儀であったとひと言。それを機会に仕事は済んだとデスマスクはその場を辞した。

「…蠱毒の果てに出たは、天猛星」

 

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